ゴミを捨てない。こんなことはサーファーなら当然のことですね。ゴミだらけの海岸ほど悲しいものはありません。煙草の吸殻ぐらいならというとんでもない人(サーファーとは呼ばない)もいるようです。自分のゴミはたとえサーフポイントにゴミ箱があってもそこに捨てずに家に持って帰りましょう。それだけでなく回りに落ちているゴミも積極的に持って帰るようにしましょう。海で遊ばせてもらっているのですから。そして海を美しくするのはサーファーの使命だということを忘れないでください。
どこのサーフポイントにもローカルサーファーといってそのポイントを大切にしている人達がいます。常にその人達の立場を尊重してサーフィンをしましょう。もちろん海はみんなのものです。彼らの占有物ではありませんが、かといってあなたがそのサーフポイントの秩序をみだしても許されるというわけでもないのです。
海に着いたらすぐに海に入らないで準備体操でもしながらよく海を見る。波の大きさ、潮の流れている方向、水深、サーファーがどこから海に入ってどこから上がってくるかなどです。そのポイントで初めてサーフィンをするならば近くのサーファーに謙虚な態度で情報を聞くようにしましょう。
サーフィンには世界共通のルールがあります。ひとつの波には一人という原則です。基本的には波のブレイクしているところに近いサーファーに優先権があります。波にテイクオフするときには左右をよく確認する必要があります。もしルールを破ってしまったときには素直に謝りましょう。また沖に向かうときサーファーが波に乗ってきたらその人の邪魔にならないように回り込んで沖に出ましょう。